今日も頭の体操を兼ねてフェルミ推定を行います。
今日のお題は、「小学校の数」です。
少子化の流れもあり、私が卒業した田舎の小学校は数年前に統合して名前が変わってしまいました。
一方、都会においてはマンモス小学校が存在し、都会と田舎は全く異なる教育環境にありそうです。
全国としてはどのくらいの小学校があるのか?ふと思ったので題材にしてみました。
それでは推定を行います。
推定
先に結論を示すと、日本にある小学校の数は、約2.1万校と推定されました。
小学校の数 = 全国の小学生数 ÷ 1校あたりの生徒数
推定のための仮定を考えていきます。
全国の小学生数
最近、子供の出生数が100万人を下回ったなどのニュースを見ますので、
全国での1学年の人数を100万人と仮定します。6学年では600万人ということになります。
1校あたりの生徒数
次に小学校1校あたりの生徒数を考えてみます。
仮に1校当たり生徒数を25人~1000人までで区切ったとして、それぞれの規模について学校数比率を当てはめてみます。
目安としては、1クラス30人×6学年の200人くらいの比率が最も高くなるようにします。
これらの数値を計算してみると1校当たり生徒数の加重平均は、279人となります。
小学校の数
小学校の数 = 全国の小学生数 ÷ 1校あたりの生徒数
という式に当てはめてみると、600万人÷279人 = 21,525 となります。
したがって、日本にある小学校の数は約2.1万校と推定されました。
答え合わせ
最後に答え合わせをしてみます。
文部科学省の調査結果によると、平成28年の小学校数は、2.0万校のようです。
こちらの推定結果は約2.1万校です。
結果としてはかなり近い数値となりました。
生徒数も1校あたり生徒数も大外れはしてなさそうです。
これまで行った推定結果に興味のある方はこちらからどうぞ
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